今週の全米シングル・チャートは、9/10に人気トークショー『THE OPRAH WINFREY SHOW』とNBCの『NFL KICKOFF SPECIAL』の両方でパフォーマンスをしたことでGREATEST GAINER/DIGITALを獲得した、THE BLACKEYED PEASの「I GOTTA FEELING」が再びNo.1に座に輝いた。この曲「I GOTTA FEELING」と前シングル「BOOM BOOM POW」を共に大ヒットさせているTHE BLAKEYED PEASだが、彼らがダウンロード数でGREATEST GAINERを獲得したのは意外にも今回が初めてとなった。

続く2位に付けたのは先週と変わらずLIL WAYNEの「DOWN」で、3位も先週と同じくMILEY CYRUSの「PARTY IN THE U.S.A.」がランク・イン。同曲はHOT 100 AIRPLAYでも35位から19位へと上昇し、3曲連続してのTOP 20入りを果たした。

4位から6位は先週と変わらず、JAY-Z,RIHANNA & KANYE WESTの「RUN THIS TOWN」、KINGS OF LEONの「USE SOMEBODY」、TAYLOR SWIFTの「YOU BELONG WITH ME」と続き、7位には9位から上昇したJASON DERULOの「WHATCHA SAY」、8位には7位から後退したMARIAH CAREYの「OBSESSED」、9位には8位から後退したPITBULLの「HOTEL ROOM SERVICE」、そして10位には13位から上昇したLEIGHTON MEESTERの「GOOD GIRLS GO BAD」がランク・インした。

そのほか今週の大きな注目点としては、FOXテレビのコメディ・ショー『GLEE』に関連した楽曲が多数チャート・インしている点だ。9/9に放送された同番組のシーズン・プレミアの終了後、番組キャストがレコーディングしたRIHANNAのヒット曲「TAKE A BOW」のカバー・バージョンが53,000件ものダウンロード数を獲得し、今週のチャートに46位で初登場を果たしている。ほかにも5月のパイロット放送の際にエアプレイされてすでに人気化していたJOURNEYのカバー・バージョン「DONT STOP BELIEVIN'」が78位に再エントリーを果たすなど、このコメディ『GLEE』のチャートへの影響はかなり鮮明になっている。